飯盛山(大東市)
2024年2月中旬、大阪府大東市にある飯盛山へ登ってきました。
駅からのアクセスも良く、気温は低めで雪はないという最高のコンディションで登ることができました。
気軽なハイキング感覚で登れる山なので、ご家族連れや登山初心者の方のデビューとしてとても良い山だと思います!
虫と暑いのが苦手で汗が止まらない私は、春夏は登山できなくなります。
今のうちに楽しく山行をしておきたいですね。
(河内)飯盛山とは
飯盛山は大阪府の生駒山地にあり、四条畷市と大東市にまたがっているお山です。
標高は314mで山頂は大東市にあります。
「飯盛山」という名前の山はたくさんあるので、この山は特に「河内飯盛山」と呼ばれることもあります。
山頂には飯盛山城跡があり、城跡付近には楠木正行の銅像、休憩所があります。
ここからの眺望は大阪を一望できる素晴らしい眺め。
老若男女たくさんの方に訪れてみてほしい、親しみやすいお山です。
今日の天気・装備
天気
曇り
8℃(平地、山頂ともに)
無風
服装
半袖Tシャツ
ソフトシェル
長袖ウルトラライトダウン
長ズボン
スパッツ
ローカット登山靴
(mon-bell トレールフライヤーリールアジャストWomen’s)
装備、持ち物
30ℓザック
常備薬(痛み止め)
絆創膏
予備バッテリー
食料1食分
行動食
飲料水1ℓ
携帯ざぶとん
帽子
手袋
タオル
ゴミ袋
山行記録
スタートはJR学研都市線(片町線)『野崎駅』。
駅の改札を出る前にトイレ、改札を出たところにコンビニ(セブンイレブン)があります。
ここで準備を整えて、登山口へ。
登山口は慈眼寺の敷地内にあり、駅から15分ほど歩くと到着します。
駅からここまでの道のりに
・パン屋さん1軒
・コンビニ(ファミリーマート)1軒
がありました。
山頂でいただくお昼ご飯をここで調達。
少し薄暗い石段を登ると、お寺の境内が広がっています。
ここにもトイレがありますので、準備しておきましょう。
お参りをして登山と家族と世界の平和を祈り、いざスタートです。
今回は(D)南尾根コースで飯盛山の山頂を目指しました。
登山道はよく整備されていて、急登もなく、すごく登りやすかったです。
歩きやすいので体力に自信のない方でも、登山デビューの方でも挑戦しやすいのではないでしょうか。
登山靴をお持ちでないならスニーカーでも可能だと思います。
一番おもしろかったのが『残念石跡』。
登山口付近から大きな石が多い。岩山っぽいな。という印象でしたが、どうやら昔は石切場だったとのこと。
大阪城の築城にも石を切り出していたようですが、残念にも使われることなくこの場に放置されてしまった石を『残念石』と呼ぶようです。
この残念石、よく観察するとクサビを打ち込まれた跡や加工の跡が残っているんです。
昔の人がここでそんな作業をして、大阪まで運んだんだろう…と思うと…感慨深い。
ロマンですね~。だから史跡が好きなんです。
道中は吊り橋や見晴らしの良いポイント、手作りの木製人形を置いた休憩所などがあって飽きることなく登頂できます。
山頂には楠木正行像、展望台、休憩所があります。
そしてここで楽しめるのが眺望!
さほど高い山ではないけれど、大阪の街やビル群が一望できて、すごく見晴らしが良いんです。
ここから見下ろすと天下を取った気分になるだろうなと思います。
さらに山頂には飯盛山城跡があり、この城は戦国武将・三好長慶の居城だったそう。
彼は徳島県三好市の出身とのことで、三好市には私の一番好きなお山「剣山」があることから勝手に親近感を覚えました。
三好長慶の居城だったということは、当然この銅像も三好長慶の像だと思っていたんですが・・
これは四条畷の戦いで活躍した「楠木正行」像なんですね。
ここの休憩所でお昼ゴハンをとってから下山しました。
下山は七曲りコース。階段が多く、下り道が怖い私にとってはとても下りやすいコースでした。
まとめ
気温は10℃以下ですが、登っていると頭から汗が流れてきます。体を冷やすために半袖になって登っていました。←そんなん私だけ笑
ですが山頂で動きが止まると急激に冷えてきますので、やはりダウンを持っていっておいて正解でした。
今回の山行で「虫」には遭遇しませんでした。
コースの状態は全行程を通して良好で史跡や見晴らしを楽しむこともできます。
初心者の方の登山デビューとしても、家族連れでの気軽なハイキングとしてもとても良いと思います。