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山日記

奥山雨山自然公園 ~森林浴コース・西ハイキングコース~

asacom

2024年3月16日、大阪府熊取町にある奥山雨山自然公園に行ってきました!
今回は雨山の山頂を通らず、永楽ダムの周囲で「森林浴コース」「西ハイキングコース」2つのハイキングコースを山歩しました。
小さなお子さんからご高齢の方までいらっしゃる初心者向けのコースです。

このコースの
・基本情報
・装備
・強度
・見どころ
・トイレ情報
・その他、個人的お気に入りポイント
などを、「暑がり・汗かき・虫嫌い」の視点でご紹介します。

奥山雨山自然公園とは

大阪府熊取町にある森林公園です。
計6つのハイキングコースがあり、展望台からは泉州の市街地から関西空港、和泉葛城山を望むことができます。
雨山城跡コースでは雨山の山頂にある「土丸雨山城跡」を訪れることができるおススメのコース。
永楽ダムの周囲の散策道には約1000本のソメイヨシノの木があり、開花時期にはたくさんの花見客が訪れる桜の名所でもあります。

アクセス

ひまわりバス「永楽ゆめの森公園前」下車 徒歩3分
南海ウイングバス「成合口」下車 徒歩16分

今日の天気・装備

天気

晴れ
18℃
気持ち良い弱風

服装

半袖Tシャツ(mon-bell)
ロングアームカバー

コンバーチブルパンツ(ロング)
スパッツ

汗用ヘアバンド

ローカット登山靴
(mon-bell トレールフライヤーリールアジャストWomen’s)

装備、持ち物

30ℓザック
帽子
常備薬(痛み止め)
絆創膏
食料1食分
行動食
飲料水0.5ℓ
携帯ざぶとん
レジャーシート
タオル
ゴミ袋

ココロ浮き立つビーズ刺繍ブローチ

ザックにつけていったのは、今回も山ガールブローチ。
山の装いって、普段の生活ではあまり選ばない色にも挑戦出来て良いな~と思います。
派手な色のブローチも作っていきたいと思います。

トイレ情報

登山道の休憩所
駐車場のトイレ

山行記録

コース

スタート・ゴール:地図3-1

「出典:熊取町」 ※お借りした地図に独自の書き込みを行っています。

活動データ

(YAMAP活動日記より)

活動詳細

スタート ~ 森林浴コース

この日は3月にしては気温が高く、初夏の陽気です。
汗をかくかもしれない…という心配から、汗止め用のヘアバンドを着用します。
永楽ダムの散策路に3~4ほど停められるスペースがありますので、ここに車を置いてスタートです。

地図:3-1

最初はコンクリートで舗装された登山道。
広くなだらかな上り坂がしばらく続きます。
体にエンジンがかかるまでは、このユルい登りがけっこうしんどい。

広い道を直進すれば「もみじの広場コース」ですが、今回は道を左に逸れて「森林浴コース」へ入っていきます。(地図:3-2)
もみじの広場コースは幼い頃に何度も通ったコースなのですが、何しろ変化が少なく整備された道が面白くない笑
最近は森林浴コースがお気に入りです。

杉が多くちょっと薄暗い。道沿いに沢があるので、私好みの山歩道が続きます。

地図:3-2

歩き始めて20分。ここで森林浴コースは終了。休憩所に到着です。
コンクリート製の広くてがっしりした休憩所です。トイレも併設されているので安心ですね。
動きが止まってここで休んでいると、コンクリートから放たれる冷気で肌寒く感じてきました。
気温は14℃。

地図:3-3

休憩所を出ると分岐があります。
ここから東ハイキングコース方面へ向かいます。

少しだけ階段を上ると、急にたくさんの野鳥の声が聞こえてきました。
私には声だけで判別することができませんが、本当にたくさんの声が…!
そんな中で「ココココココッ」と木を打つ音が聞こえてきました。
音の出どころを探してみると、発見しました!
キツツキさんです
これは嬉しいですね~!!

天然のBGMは最高ですね!
この野鳥エリアを抜けてさらに階段を上ると、山の交差点が出てきました。

地図:5-1

ここから東ハイキングコースに入ると第1展望台に行くこともできますが、私は直進して永楽池方面へ向かいます。

せっかく登ったけど、どんどん下っていきます。
このあたり補修を行ったのか、掘り起こされて土がふわっふわになった道がしばらく続き、トレッキングポールがズボッと埋まってしまいます。

下りきると永楽池の目の前に出てきました。
このアスファルトの道を進んで、西ハイキングコースへ向かいます。

地図:5-2

西ハイキングコース ~ ゴール

アスファルトの舗装路を進むと西ハイキングコースへ入る分岐が出てきます。

地図:6-5

永楽池の横を通って、登山道へ入ります。
登山口にはお地蔵様がいらっしゃいましたので、お参りしておきました。

この登山口からぐぐぐっと登っていくと、しばらくは起伏の少ない尾根道が続きます。
森林浴コースとは景色がガラッと変わって、岩や砂・松の木が目立ってきました。
気温も上がってきて、なんだかまったく別の場所に来たような気分になります。

暑くて半袖になった母。ゴツゴツの岩を登っていきます。
岩場を見ると一瞬ひるんでしまいますが、これくらいの傾斜なら登山靴のグリップで70歳の母も楽々登れてしまいます。
(岩より砂が怖い)

左前方に見上げる山。めっちゃ急登に見える階段。
日差しがきつくて汗もかき始めたし、心が折れる前に休憩にしました。
ベンチや休憩所がないので道に座っておにぎりをもぐもぐ。

木が伐採されて、しばらく影がありません。
階段と直射日光を前に気持ちを整えています。
首に汗用のバンダナを巻き付けました。

苦手な階段を登り切ったところにご褒美が。
さっき渡ってきた永楽池がチラッと見えますね。
この日は花粉大量飛散だったので空が霞んでいるのがもったいないですが、和泉山脈が美しいです。

この山では珍しくはないのですが、登山道に鉄塔があります。

近づいてみると本当に大きくて複雑な鉄骨です。

鉄塔の下にいたソロハイカーの方に「真下から撮ったらエエで」とアドバイスをいただき、撮ってみました。

この不思議な幾何学模様、きれいですね!
自然がつくる美しさはもちろんのこと、人が生み出す美しさも味わえました。

しばらく進むと永楽ダムが見えてきました。
遠くにはうっすら泉州の市街地も見えます。
山と自分が暮らす街が見えるこの風景、昔からとても好きなんです。

ここで分岐が出てきました。
ダム広場方面へ進みます。

地図:6-3

今日は行きませんでしたが、ここから第1・第2展望台がよく見えます。
次は展望台と通る東ハイキングコースに行ってみようかと思います。

もう少し進むと、関空やゲートタワービルが見えてきました。
あ~っ本当に花粉の霞がもったいないですね。

森林浴コースに休憩所が設置されていましたが、それ以来の休憩所…というかベンチです。
直射日光が苦手なので、ここでの休憩はNG。
ちなみにこの地点の気温は18℃。
風が吹いていたので滝汗が流れることはありませんが、それでも汗が出るリスクは避けたいものです。

ここから下っていき、ダムの散策路に出ました。
登山道はここでおしまいです。
お疲れさまでした。
ここから車に向かってダムの散策路を歩きます。

散策路はしっかり整備されたきれいな道です。
ベビーカーを押す子連れの家族や、ソロランナーがたくさんいらっしゃいました。
やはり暖かくなると人が外へ出てきますね。
私は逆ですが笑

散策路にスイセンがきれいに咲いていました。
やっぱり花を楽しみたかったら春や夏ですよね。
私の虫嫌いがなければ、お花を見に春の山にも行きたいんですが…。

黒部ダムには遠く及びませんが、この永楽ダムもなかなかの迫力があります。
この写真の右側がダム湖。左が放水側。
放水側を見ると、高所恐怖症の私はゾゾゾッとなるほどの高さです。

ダムを通って車へ戻り、今日の山行は終了です。

まとめ

虫度 2

ハエが飛んでいて、耳元でブンブン音が聞こえるとゾっとしました。
ずっと付きまとってくるハエではなかったし、私の苦手なアイツらは目撃しなかったので、許容範囲です。

暑さ、汗かき

汗度 2

気温が18℃くらいまで上がったので、肌で暖かい空気を感じました。ひんやりした空気で登山するのが好きなので、そろそろ今シーズンも終わりかもしれません。
風があったので汗をかいても気持ちよく冷やしてくれて、動きが止まると肌寒く感じる程度だったので、許容範囲でした。

まとめ

今回のコースは何年も登っておらず、久々でしたが昔に比べてかなり整備されているという印象でした。
分岐等の地図上のポイントは登山道のサインに反映されていますし、道迷いの心配もほとんどないと思います。

今回は2つのハイキングコースの山歩となりましたが、YAMAPの示すコース定数は7(やさしい)です。
距離は短く標高差も高くありません。
初心者の方でも十分挑戦できるコースだと思いますが、体力に自信のない方や登山デビューの方は、まずは森林浴コースだけを散策して練習してみるのもオススメです。

ぜひ訪れてみてください。

https://yamap.com/activities/30372987

ABOUT ME
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初心者 "山&ビーズ刺繍" ブロガー
大阪在住の独身女です。 登山が好き!ビーズ刺繍が好き!旅行が好き!グルメが好き! 極度の「暑がり・汗かき・虫嫌い」という山には向かない性質で山に登っています。 登山やビーズのことを中心に、たくさんの好きなことを発信していきます(*^^*)
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